「空飛ぶタイヤ」を読んで、
大企業に勤める人">

税理士の将来性

昨日「空飛ぶタイヤ」を読んで、
大企業に勤める人間のいやらしい部分を痛感し、
少しだけ落ち込んだ。

「空飛ぶタイヤ」P680より~
 巻田もまたホープ自動車の隠蔽体質を追認したも同然と言ってよかった。
 巻田の発想に、それでいいのかと疑問を差し挟む回路は組み込まれていなかった。
 いわゆる団塊の世代である巻田は、ご多分に洩れず学生運動で"挫折"した過去を持ちながら
 一旦体制に組み込まれるや、それに馴れきって牙を抜かれ、飼いならされた企業戦士だ。

 隠蔽を続けるポープ自動車に金融支援を続けるグループ銀行の担当専務を池井戸先生はこう表現している。

 ~牙を抜かれ、飼いならされた企業戦士~

 牙を抜かれ飼いならされた企業戦士なんて、戦士でもなんでもない。
 そうでない本物の企業戦士もいるが、
 わたしが、この部分にひっかかるのは、
 多少なりとも自分に身に覚えがあるからだと思う。
 そうはなりたくない。
 牙をむいていた時代は、とうの昔であり、
 今日もわかったような顔をしてしまっている。

 少し、話題を変えたいと思う。
「こんなにおもしろい税理士の仕事第三版」
を読み直した。
特に、税理士業界の将来性について、再考してみた。

 ちょうど、マイナンバーが騒がれたのが1年前くらい前である。
 わたしもマイナンバー関連のセミナーを企画した。
 予想以上に人が集まった。
 そんな中、
 税理士先生にもあらたな危機感が生まれていたような気がする。
 そう、マイナンバーがあれば、税理士の申告業務は必要なくなる。
 ちょっと考えればわかる。
 銀行のお金の流れを、完全に番号で把握されてしまうわけだから。
 番号を入れれば。わかってしまうのだから。
 パソコンとインターネットでだいたいのことはできてしまう。
 税理士が職を失うことが、まことしやかにささやかれはじめた。
 そんな空気があったのは確かだと思う。
 現実は壮観なものではなく、
 マイナンバーも、一時期のブーム(?)は去ったかに思えるが、
 方向性に変化はない、すぐにではないが、徐々に税理士先生も
 変化に対応する準備をされているものと思う。
 そんな中で、税理士業界の将来について湊先生がまとめていらっしゃるので
参考にしたい。

 続きは次の号で。

平成28年6月5日 Zissen